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| 『ブルーズ・クルーズ ビデオ 』、パラマウント・ア・ヴィアコン・カンパニー、アメリカ。価格:$10.45(各)。これはニッケルオデオン・ジュニアが制作している幼稚園児向けテレビ番組『ブルーズ・クルーズ 』のビデオです。以前当研究所で「ラグラッツ」というアニメ番組のキャラクター・グッズについて書いた時に、ニッケルオデオンという子供向けの番組制作や商品を販売している会社を紹介しましたが、ニッケルオデオン・ジュニアはそのグループ会社です。この「ブルーズ・クルーズ」は「幼稚園児とは何だろう?」という疑問、そして「彼ら、彼女らのことをもっと知りたい」という欲求が出発点となり、幼稚園児たちが「ゆっくり考え、のんびり楽しく遊ぶ」ための番組として制作されました。「クルー(ズ)=Clue(s)」とは「手がかり」とか「ヒント」という意味で、タイトルは「ブルーの手がかり」という意味です。番組は進行役のスティーブという男のヒトとブルーというメスのワンちゃんが、毎回のテーマに沿って、楽しく遊びながら様々な問題を見つけたり、解決したりします。なんとなくNHK教育テレビの番組「できるかな?」の「の っぽさん」と「ゴンタくん」に似ています。さすがマーケティング上手なニッケルオデオンのキャラクターだけあって、最近このブルーがアメリカで人気が出てきて、様々な商品が発売されています。この番組に感心するところは、徹底的に「幼稚園児」を研究し、番組を構成・制作しているところです。幼稚園児くらいの子供たちは、好きな絵本は何度も読むし、好きなビデオは何回も何回も繰り返し見ます。制作者は「興味があるモノは繰り返し見る」という幼稚園児の「学習の特性」に注目し、一週間毎日同じ内容の番組を放映するという、大人の番組では信じられない画期的な方法を考え出したのです。このように常に「子供の視点」で物事や社会を見るというニッケルオデオンの基本姿勢がこの番組にも生かされ、しかも他の多く番組と同じように成功しているのです。大人になると失うものが多いとよく言われます。それは「純粋な好奇心」で考えたり行動したり出来なくなるからかもしれません。そのような「純粋な好奇心」を一生持ち続けるイヌたち。だからこそ私たちはイヌたちを尊敬し、永遠に憧れてしまうのではないでしょうか。 | ||||