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| 『 ラッシー・ランチボックス・ティン』 ザ・ティン・ボックス・カンパニー社、アメリカ。大きさ:19.5 cm×15.5 cm×7.5 cm、価格:12.00ドル。 これはあの懐かしの「名犬ラッシー」のブリキ製のランチボックスの復刻版です。ブリキのランチボックスの歴史はアメリカの人気テレビ番組の歴史とも言え、「ホーパロング キャシディ(Hopalong Cassidy)」という人気番組の絵柄のものが、1951年に初めて作られ、その後数多くのヒーロー、ヒロインのランチボックスが登場しました。しかし、プラスチック製のものが台頭し、1986年にはほぼ全てのメーカーがブリキ製のランチボックスの生産を中止してしまいました。アメリカでは多くのランチボックス・コレクターがいて、アラバマ州にはなんと3,500点もの様々なランチボックスを展示している「ランチボックス・ミュージアム」まであるのです。さて、「名犬ラッシー」ですが、ラッシーのことを語ると本一冊分にもなってしまうので、(実際「Lassie A Dog's Life(ラッシーある犬の一生)」という本が当研究所にある)簡単に説明します。ラッシーには2人の生みの親がいると言われています。ひとりは「Lassie Come-Home(名犬ラッシー / 家路)」という原作小説の作者エリック・ナイトで、彼自身トゥーツと言う名のコリーを飼っていました。もうひとりが、1943年の「名犬ラッシー/ 家路」のハリウッド映画デビューからラッシー役のコリーの調教師であるラッド・ウェザーワックスで、半世紀に渡り、9代のラッシーを育ててきました。(商品の写真はTVシリーズの2代目ラッシー、ラッシーJr)アメリカで最も長く多くの人たちに愛されている名犬ラッシー。そのラッシーとブリキ製ランチボックスの組み合わせがとてもアメリカっぽいではありませんか。ところで「名犬ラッシー / 家路」の映画の中で私にとって忘れられないセリフがあります。ラッシーがスコットランドからヨークシャーまで帰る途中で出会う行商の老人が、ラッシーとの別れの際こう言うのです。「おまえは人間のことを全て理解している。しかし悲しいかな、人間には犬を理解する頭もない。なのに一番利口な種族だと思っている・・・」 | ||||