BEST FRIEND K-9. U.S.A. PRICE: $28.00

 ザ・アルティメイト・リーシュ。アメリカ、ベストフレンドK-9社製。素材:編み地コットン100% + スチール金具。これは全米の警察犬訓練師やプロのハンドラーに愛用されている九つの使い方ができる『究極 (?)のリード』なのです。このリードの特徴は両端のフックと各所に付いたD型とO型のリングをうまく組み合わせて、様々な使い方ができることです。それでは九つの使用法を紹介しましょう。(下のイラスト参照)(1) そのまま使って6フィート(約180cm)の長いリード。(2) 半分の3フィートにして、片方のフックを反対側のD型リングに止め、ヒール(ツケ)をさせる短いリード。(3) さらに短く持って (?) 2フィートリード。(4) リードに通してあるO型リングにフックを止め、輪を作り、その輪を首輪にすると引っ張り防止の訓練首輪+リードに早変わり。(5) 首輪に付けるフックのすぐ上にあるループに指を通して握り、タイトなコントロール。(6) (4)のO型リングとフックの輪で、犬を何かに繋ぐ。(7) 先端のフックで 金網などに直接繋ぐ。(8) 犬を繋いでいないときは Aの状態でできたループを人間が利用して、たすき掛けにしてリードを持ち運べる。(9) フック近くのD型リングにリードを通しループを作り、反対側のフックをそのループに通して縛ると2頭引き用リードになる。 ここでひとつ疑問が浮かびました。なぜ「九つ」にこだわったのか? この九つの使用法の中には単なる握り方だけの応用のものもあって、多少こじつけがあるように感じます。じつは「9」は西洋では古くから「完成・完璧」を意味する神秘の数字とされているのです。あの有名なギリシャの偉大な哲学者であり数学者のピタゴラスも「9」を究極の数を表すとしています。また「完璧に」という意味で " to the nines " という英語の表現があるそうです。この商品の考案者は商品名に究極(=完璧)と付けたくらいですから、どうしても九通りに使わせたかったのではないでしょうか?
 とにかくこのリード、「究極」かどうかはさておき、しっかりとしたハンドメイドでタフに使えることは確かです。そしてあなたの「愛情」こそが人と犬を繋ぐ真の究極リードであることをお忘れなく。
雑誌『WAN』(ペットライフ社刊)1996年6月号掲載