![]() |
|||||
![]() |
|||||
| ピル・ディスペンサー。アメリカ、LIXIT社製。全長:16cm、底直径:3.9 cm、素材:プラスチック。価格:4.99 ドル。これは犬に錠剤(ピル)を飲ませる道具です。まず、赤い蓋を外して水を入れ、先端に錠剤をセットします。そしてパッケージのイラストのように犬の口のなかにその先端を入れて、赤い部分を押すと、水鉄砲のように水が錠剤と共に口の中に噴射されるという仕組みです。 薬を飲ませるのはいつも一苦労という飼い主の方は以外と多いのではないかと思います。日本でもこの種の道具がありますが、あまり一般的ではないようです。我が研究所の調査でも、圧倒的に多い薬の飲ませ方は食べ物に混ぜる方法でした。しかし神経質な犬の場合、ただドッグフードに混るだけでは、薬だけ残してしまうことがあるようで、なかなか相手もそう簡単には騙されてくれません。 面白いことに『pill(ピル)』という単語を調べてみると“錠剤”という意味の他に“いやな物(人)”という意味もあります。その“いやな物”をジェット噴射で喉に流し込んでしまい、双方にとって苦痛な時間は出来るだけ短くするという合理的な発想が、この商品には伺えます。 アメリカのペットショップでは、多くの健康食品(ほとんどが錠剤)が売られ、その数には驚かされます。また人間も健康のため、何種類ものビタミン剤を飲むような習慣があります。このような“お手軽なカラダの健康文化=ピル(錠剤)文化”がアメリカにはあるように思われます。この商品にはそのような文化の背景も感じられます。 ところで、身体の健康と同じくらい大切なのは「心の健康」。それにいいのは、そう、今あなたの隣にいる愛犬です。 |
|||||